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ニコニコ 「ホラー百物語2018」個人的感想まとめ4・8月後期分

 8月後期分のホラー百物語の感想まとめです。総評の記事の通り、特番と自分が視聴済みの作品は除きました。そろそろ感想以外の日常のブログも書きたいのですが、途中で別の記事を書くとそれ以降感想を書かなさそうなのでやります。百物語の延長分もTSの「奴隷区 僕と23人の奴隷」を残すところなので、自分の決めた範囲内では完走できそうです。今年の百物語が終わるのは悲しいですが、視聴期限からの追われる日々からの開放感もあります。

 

百物語2018感想記事:

ニコニコ 「ホラー百物語2018」個人的感想まとめ1・総評 - 雑記

ニコニコ 「ホラー百物語2018」個人的感想まとめ2・7月分 - 雑記

ニコニコ 「ホラー百物語2018」個人的感想まとめ3・8月前期分 - 雑記

ニコニコ 「ホラー百物語2018」個人的感想まとめ5・9月分 - 雑記

 

「クネクネ」「金曜スペシャル」/ホラー百物語

 クネクネは割愛。

・金曜スペシャ

 前世紀の島は生きていた!ガラパゴス

 ナレーションを交えたガラパゴスの動物の映像でホラーでもなんでもなかった。後で調べてみたところ「金曜スペシャル」のDVDが一つしか無く(VISUAL -映像- | PONY CANYON ポニーキャニオン - 金曜スペシャル/幻の傑作 トリプル・パック:DVD)、このDVDを選んでそのまま流していたようだ。

 アマゾンの首狩族を追って

 人の首を切り離し、その人頭でオブジェを作る「首狩り族」を追い求めるドキュメンタリー。散々と首狩族を野蛮かつ非人道的種族と揶揄した辛辣なナレーションだったが、実際に出会った首狩族から「色々な都合上そんな野蛮な習慣はもうやっていない」と言われたうえに普通の生活を見せつけられたので、今までの首狩族に対する失礼な認識を改めて反省したナレーターが面白かった。しかしその後も辛辣ナレが続いて失礼だった。本来の意味での首狩り族を映せていないので企画倒れだったが、資料映像としては面白かった。

 脅威の改造人間

 ドナー提供や人工の臓器、人体の冷凍保存など、現代で普段行われているまたは実現の可能性がある研究の前身的な映像ばかりで、これも資料映像として面白かった。動物を使った人工臓器の実験映像は、当時のフィルムの感じがより気持ち悪さを出していた。当時ですでに冷凍保存された人間の液体窒素交換の映像は、実際の人間がだったこともありかなりホラー感があった。

 

新潟発ホラードラマ「霊魔の街」一挙上映/ホラー百物語

 姿を消した姉が残したメッセージを頼りに霊魔の街で闇を祓う鬼を探す全6話のドラマ。新潟発作品なので琉球ホラーの対抗馬にさせられていた。霊魔や霊魔ハンターの設定が深そうであったため、6話ではやはり物足りなさが残る。乱暴な言い方をするとコンセプト的には「牙狼」と大体同じだと思ったが、アクションよりもホラーがメインっぽいのでこれはこれで面白かった。霊魔ハンターのセリフ「邪霊滅殺」「久遠の闇へ還れ」が百物語に意外と浸透してて笑った。

 

「アイドル・イズ・デッド」#BiS /「女の子よ死体と踊れ」#ゆるめるモ! /ホラー百物語

・アイドル・イズ・デッド

 殺してしまったアイドルグループの代わりとしてアイドル活動した挙げ句、BiSを結成して終盤に人を殺しまくる映画。最終的にはアイドルとは何なのかというテーマの話っぽく見えた。棒演技とか全体的な安っぽさが引っかかるが、アイドルを作品としてはまあまあ面白かった。終始躊躇なく人を殺しまくるBiSたちに対して、こいつら人間なのかと思えたのでやっぱりホラーだったのかな。

・アイドル・イズ・デッド ノンちゃんのプロパガンダ大戦争

 アイドル・イズ・デッドでBiSメンバーが逮捕され、一人残されたノンはBiSを存続させつつ後のアイドルたちを養成していくが「エレクトリック★キス」というグループが現れて、やっぱり人を殺しまくる映画。これもアイドル作品だった。前作よりも登場人物が増えるがやっぱりBiSが殺しまくる。登場人物が死ぬ時にセリフと名前が出てくるカットがあり、かなりネタ感が強い。原発のようなものも出てくるので色々と攻めすぎ。最後は大量のエレクトリック★キスのファンをBiSファンに塗り替えるのでアイドルものとしてはいい締めだが、こんだけ人殺しておいてワイワイ盛り上がってるコイツらやっぱり人じゃないだろ。

・女の子よ、死体と踊れ

 清掃会社に勤める5人は少女の死体を発見して蘇らせる話。主演のアイドルグループ(ゆるめるモ!)の女の子たちが緩すぎてあんまり緊迫感も話の締まりも無かった。というかホラー要素が薄すぎて、ゆるめるモ!のPV感が強かった印象。

 

映画「先生を流産させる会」「復讐したい」「ゾンビデオ」/ホラー百物語

・先生を流産させる会

 タイトル通り先生を流産させようと女子生徒たちが執拗にいじめをする話。人間怖い系で胸クソ悪い。年頃の思いつきで実行されるくだらなくも酷い先生へのいじめ、他先生の対応の悪さ、我が子を犯人に仕立てるなというモンペ、主犯格の女子生徒の度を越した裏切り者への制裁、さらにはその主犯格へ特にお咎めも無しで最後まで後味の悪さは最悪。極めつけはこれが実際の事件をアイデアに作った作品という事実でもう最悪や。

・復讐したい

 復讐法が成立され犯罪加害者に被害者が復讐をする話で山田悠介らしい作品。設定はいつも通りツッコミどころ満点で別にそれ以外に言うことがなかった。

・ゾンビデオ

 あるゾンビに関するビデオを巡ってゾンビたちと映像制作会社の3人が戦う話。話がバカバカしく、内容がどうこうではなくノリと勢いで楽しめた。ゾンビ対策ビデオの説明がそれっぽくて良かった。様々なゾンビ作品を引き合いに出して説明したりと、監督はゾンビ作品が好きなんだなと勝手に思った。

 

「EVIL IDOL SONG」「The Room」「人喰猪、公民館襲撃す!」「リヴィッド」 第一部 #ホラー秘宝まつり /ホラー百物語

「人喰猪、公民館襲撃す!」「リヴィッド 」「EVIL IDOL SONG」「The Room」第二部 #ホラー秘宝まつり /ホラー百物語

・EVIL IDOL SONG

 歌手として苦悩した主人公が歌うことで相手を幸せにして殺せる悪魔の歌声を手にする話。前半は淡々としており大人しめなホラーかと思ったが、後半から全世界に向けて悪魔の歌を配信しようと奔走する怒涛の展開に唖然とした。歌自体は良かった。全世界に幸せになるとはいえ聞いたら死ぬ悪魔の歌を届けようとする登場人物たちに若干のサイコさを感じて笑った。

・The Room

 ライブチャットをする男女の間に現れる怪異についての映画。舞台設定的に締めの展開がある程度予想できてしまうため、途中の展開がかなり冗長に感じた。終始ライブチャット形式の画面構成が斬新ではある反面、男女の部屋の風景から絵面が変わらないので、映画の尺では動きが無さすぎる。ショートショート程度の長さでまとめてくれれば良かった。音が結構うるさかった。

・人喰猪、公民館襲撃す!

 山に潜む超大型の人喰猪がタイトル通り公民館を襲撃し、ハンター親子と村人数人が一丸となって人喰猪を退治しに行く話。モンスターパニック系で、公民館襲撃と最終対決はなかなか緊迫感があった。しかし、最終対決で色々とアクション映画の要素を詰め込みすぎていたような気がした。また不気味な女とその子供が重要人物のように出てくるが、ストーリーには直接関係が無く、Cパートのギャグのようなオチ担当に回るだけで不必要だと思った。

 

「放送禁止 劇場版」「エンマ/enma」/ホラー百物語

・放送禁止 劇場版~密着68日 復讐執行人

・放送禁止 劇場版 洗脳~邪悪なる鉄のイメージ~

 前者は復讐代行サイト管理人を取材、後者は洗脳からの治療の過程を取材したフェイクドキュメンタリー。ストーリー中のいくつもの伏線から最後に衝撃の事実に繋がる構成が丁寧で面白かった。様々な場面を”触れられていない伏線”としても見られるので、何度見返してもいいくらいストーリーは考察のしがいがあるようだ。DVD版の特典では別の結末も用意されているので気になった。より深い考察ありきな楽しみ方が必要と思われるが、考えずに見ても十分に楽しめた。一方で結末に辿り着く決定的な伏線が単純なアナグラムばかりで拍子抜けしてしまった。

・エンマ/enma

 病室に取り残された男女5名が続々と苦しみながら死んでいく中で、主人公は「enma」や死の原因を探っていく話。序盤は「enma」の謎が大いに関係あるのかと思ったが、特に関係無く、「enma」の設定も設定通り機能してストーリーに反映されていたようには見えなかったのが少しもったいない。最終的に主人公がヒロインに対して救いを見出し、ラブストーリー風かつ良い話っぽく終わったのもいただけない。後日の「マウント・ナビ」で塗り替えられることになるが、登場人物の死ぬ時の耳鳴りのような音がとても耳に厳しかった。

 

『いま、殺りにゆきます』『マウント・ナビ』『「超」怖い話』/ホラー百物

・いま、殺りにゆきます

 平山夢明原作、オムニバス形式のサイコ系ドラマ集。心霊っぽい描写もあるが基本的には頭のおかしい男に女の子が理不尽な被害に遭う話ばかりで、平山の趣味を見ているようでそこも気味が悪かった。「やあ、カタオカ!」は一番出来が良かったが、多くの話は締めが物足りなかったり、逆に冗長だったりと出来に不満が残る。締めが悪いの部分は、良く言えば現実味があるといったところ。

・マウント・ナビ

 百物語の元々のスケジュールではこれが唯一のエイリアン映画だったと思う。山(マウント・ナビ)に来るという宇宙人を撮りに来た撮影クルーたちに宇宙人が襲いかかるPOV形式の映画。「コワすぎ!」などの強行撮影するスタッフが出る映画を過度に意識しているのか、撮影クルーたちがやたらと喧嘩腰なので非常に不愉快かつ、終盤の監督vsDBは常に怒鳴りながら会話するのでうるさい。中盤くらいまではエイリアンが姿を見せずに、登場人物たちが一瞬のうちに葬られるので怖くもあり気持ちよかった。エイリアンと女性による異種相姦シーン、直接は映されないがエイリアンの出産シーンという別の意味でショッキングなシーンもある。

「超」怖い話

 これも平山夢明原作のオムニバスだがこちらは心霊系。3話収録だが、どれも間延びしていて内容が薄味。正直言うと3話目で眠くなったのであまり覚えていない。

 

「口裂け女in L.A」「へんげ」「トイレの花子さん 新劇場版」/ホラー百物語

口裂け女in L.A

 口裂け女をはじめコックリさんなどの日本の呪術や都市伝説が流入したロサンゼルスでのオムニバスだが、最終的にはメインストーリーである口裂け女の話に繋がる。いくつかのオカルト要素を絡めた話は程よく深みもあり、またお祭り感もあってかなり面白かった。日本人がロスに移り住んだことで日本のミーム流入し、それが原因で怪現象が起こる設定はとても良いと思った。陰陽師・風蓮はかなり強力かつ強烈なキャラだったが、メインストーリーの最後までは関わりがなかったのは少々残念だった。

・へんげ

 ある夫婦の夫が人間ではない何かに変わっていく恐怖を描いた話。夫は発作的に化物のような姿に変身し、始めは手の一部だけから徐々に体全体が变化していく。それとともに食人衝動が表れ、妻も愛ゆえに夫のために餌(人間)を誘い込むようになる。化物(夫)が特撮の怪人っぽかったが、ストーリー終盤前まではじっとりとした恐怖感があった。しかしラストに夫はビルをも追い越す大きさの怪物になり街を破壊し始め、警察に止められながらも妻は「行けえぇぇぇ!!」と叫び出す怒涛の展開で恐怖感はどこかへ行ってしまった。面白いには面白いんだが。

トイレの花子さん 新劇場版

 トイレの花子さんをベースにしたストーリー。怖いシーンは結構あったこと、少し凝ったストーリーだったことは良かった。一方で不明な展開も多く、イジメシーンも無意味になったのは残念。

 

「もうひとりいる」「東京伝説」「クソすばらしいこの世界」/ホラー百物語

・もうひとりいる

 ジュニアアイドルたちが鏡のおまじないから生まれたドッペルゲンガーの怪異に遭う話。低予算ながらも見せ方の工夫や、エフェクトの頑張りが見えて少し微笑ましかった。怖さはそこまでなかったが見ていて飽きは少なかった。主演のジュニアアイドル3人のブルマが見られるので少し貴重。

・東京伝説 蠢く街の狂気

 女性がサイコパスなストーカーの被害に遭う話。平山夢明作品のサイコ男らしく、女性がかなり酷い目に遭う。サイコ的な恐怖は良いが、男のサイコさが露見した後がしつこく、露見した後の展開はそれほど怖くもない。役者の演技の気合の入り方は凄く、ミールワームを口に入れたり、ミールワームを顔に振りかけられる。ラストの海のシーンも本当に溺死しそうなくらい格闘したりしている。今回の百物語の平山夢明原作は割と散々だったが、これだけ映像化されているし原作が面白いんだろうか。

・クソすばらしいこの世界

 日本人と韓国人の留学生たちがロサンゼルスでキャンプ中に狂った白人兄弟に襲われる話。スラッシャームービーで出血が多く、ガッツリと映る欠損描写の出来は良かった。ただ殺られるだけではなく、「遊びで留学していがために英語で意思疎通できなかった結果」というのがより愚かさを強調していて良かった。ただ一点、電気ショックにより人格が入れ替わる展開は、中途半端なSF要素を感じたのでそこは微妙だった。しかも中盤からずっと入れ替わりは続くのでモヤモヤしっぱなしだった。

 

「仄暗い水の底から」「ドリームクルーズ」/ホラー百物語

 「仄暗い水の底から」って元々は短編集のタイトルなんですね。

仄暗い水の底から

 離婚協議中に母子で引っ越してきたアパートで起こる少女の霊の話。噂には聞いていたが、水から迫る怪異と貯水槽にある遺体を見てしまうと確かに水が飲めなくなる。理由付けで心霊は勘違いだと納得させる展開は割と見ない気がして少し物珍しかった。親子愛が素晴らしい。

・ドリームクルーズ

 海上のクルーザーを舞台にした愛憎を巡る心霊ものの映画。少しだけだが結構キツめのグロテスクな描写があった。主人公は友人が財産目的で結婚した後に殺害した女性による怪異に襲われるので完全にとばっちり。主人公は弟を海上で亡くしていることを終始気にしているが、あまり物語に関係してこなかったので蛇足感。ホラー的見どころはまあまあ良く、クルーザー上だけで話を進めるのは工夫されていると思った。その反面、背景が同じかつ霊も一人だけなので霊がしつこく見えがちだった。

 

「心霊曼邪羅」「心霊盂蘭盆」ほか34時間上映/ホラー百物語

 ニコ生ホラー新顔のラミアプロジェクト作品。粗雑な投稿系の作品群ではなく、良くしようとしているのは見て取れるので好感が持てる。ぶっちゃけ期待していなかった分、高めの評価になっている。Twitterでもフォローされたし。これからもニコ生ホラーに顔を出してほしい。

・心霊曼邪羅1-5

 取材パートが無い投稿系。ナレーションも無く、説明はテロップを読ませるスタイルなので、流し見はしづらかった。取材も無くナレーションも無いのでマジカル系や十影堂系の駄作集かと思いきや、一本一本の尺が抑えめなので大変良かった。何よりもリプレイが霊が映る直前からなのは嬉しい。

・心霊盂蘭盆1-2

 投稿系で同じく取材パートは無いが、一本一本が上のものよりも長め。一本が長い投稿系は冗長になりがちだが、今作は怪異が続けて起こるので見ごたえがある。ただナレーションくらいはほしいところ。

・凸撃!! 心霊調査隊 カチコミ1-3

 夏目監督が取材パートを行う投稿系。夏目監督の犯罪スレスレというか軽犯罪になっている取材パートが見どころだが、強行的なやり方が見てて不愉快になる時もあった。何だかんだで夏目監督が貧乏くじを引くのは夏目作品らしい。投稿映像自体は少し地味で面白みに欠ける。