雑記

人生のメモ帳です

高野豆腐の煮物を作った

 俺は高野豆腐が好きだ。初めて味が分かって食べ始めたのは一人暮らしを始めてからスーパーで手頃そうなおかずとして買って帰ってからだ。これが和食か…とクワトロがカミーユの空手で鍛えられた腕から繰り出された拳を喰らったときに出た感想が俺の口からも出てしまった。スーパーのやつだけど。出汁が染みてて冷えてても美味しい。

 というわけで自分でも作ってみることにした。最初はレンチンで湯戻し出来るものを買って、素直にレンチンだけで食べた。不味い!って馬鹿!出汁がデフォルトで染みてるわけねぇだろ!レンチンして湯戻ししただけのものに醤油をかけたりめんつゆをかけて食べたりしたがどれもクソ不味かった。やはり煮物を作るしかないか…。

 後日、高野豆腐の煮物を作り始めた。湯戻しして、絞って、煮汁を作るか…。って馬鹿!レシピも調べずに作り始めるな!料理初心者のくせに煮物に手を出すにしても、先人の知恵を借りようともしないのはさすがに馬鹿すぎる。レシピ調べるか……砂糖とみりん要るのかよ……。砂糖とみりんは無かったので酒と醤油と塩とめんつゆの白出汁で作り始めた。大丈夫かこれ?

 意外と煮汁は大丈夫そうだった、色だけは。味が薄かったが、そのまま煮るか。落し蓋をしろという指示もあったが、落し蓋も無かったのでそのまま高野豆腐を煮汁に突っ込んだら、高野豆腐は染みそうになく煮汁に浮いていた。落し蓋って漬物石みたいなものだったのか……。これまでの全てのチェックポイントに不備があったのでこれは失敗したなと思った。

 高野豆腐に煮汁が染みたっぽいので食べてみた。不味くはなかった。食べられなくはなくギリギリ食えるというレベルでもなく、別段美味しくもなかった。ただ味が薄く、少し濃ければ美味しいと思う味を感じるので不味いとは言い切れなかった。コメントに困るなあ!お前!と思いつつ、何個かその高野豆腐を食べた。本当に美味しかったわけではなく、味が薄すぎてどういう味なのか分からず何個か食べてしまった。別に美味しくねぇ……。タッパーに入れて冷蔵庫に保存し、冷めた後の味も確かめたが、やっぱり味が薄かった。なんじゃこれは。

 買ったほうがうまいね高野豆腐。